小児歯科診療のすすめ方 2015.11.14
子供の治療ってどうやってるの?
大人と同じ?
と、ギモンに思っている方も多いと思います。
今回は当院での治療のすすめ方をお話しします。
基本的には大人と一緒。
ちょっと違うのは
『ラバーダム』
と呼ばれるマスクをすることです。
(患者さんによっては大人の方にする場合があります)
虫歯を削りとったあと、詰め物をして、
歯の形を作っていきます。
このとき、
唾液が患歯に入らないようにする必要があります。
しかし子供は大人よりも唾液の量が多いので、
そのまま詰めようとすると、
唾液が入らないようにするのがとっても大変なんです。
そこで『ラバーダム』の登場!
ゴム状の布?みたいなものに
穴をあけて、そこから治す歯だけをだします。
そうすると、唾液が入ることなく治療することが
できるんです。
また、特に小さいお子さんの場合、
急に舌を動かしてしまうことがあります。
そんな時も『ラバーダム』が活躍です。
舌を保護してくれているので、
器具が舌に触れることがありません。
ふいにうごがしてしまっても
舌が傷つくことがないので安心です。
見た目には大変そうですが、
治療を受けるお子さんにとっては
『ラバーダム』をしたほうが楽なんです♪
最初は「やだー」と言っていても、
治療が始まると寝てしまう子も多いんですよ。
|
|